製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
MRとして転職を希望される方の中には、やはりオンコロジー領域に代表されるように、専門領域でのキャリアアップやステップアップ転職を希望される方も多いと思います。
今後はよりMRも一人ひとりの質(能力)を問われると言われていますし、それは時代に即した希望といっても良いでしょう。
しかし、実際に製薬会社の売上げを支えているのはプライマリーケア領域の医薬品である場合が多く、今後もプライマリーケア領域のMRは重要です。
なにせ、プライマリ・ケア領域で対応される疾患、症候とは改めて調べて見ると、下記のような症状が定義されています。
【プライマリ・ケア領域の疾患・症候 】
かぜ症候群/糖尿病/高血圧/胃潰瘍/慢性閉塞性肺疾患/うつ病/頭痛/胸痛/腹痛/腰痛/背部痛/動機/咳、痰/皮疹/不明熱等
このように、プライマリーケアの現場で見られる症状は非常に広範囲に渡り、多くの方が病院にかかる疾患、症候となります。ですから、売上げが大きくなるのは自然な事と言えますよね。
そのためこうしたプライマリーケア領域の医薬品が今後も製薬会社の売上げを支えていく状況は続いていくでしょう。
基本的には、製薬会社はこうしたプライマリーケアとスペシャリティケアの2つで売上げを上げている事が多いですが、規模としてはプライマリーケアが大きいという事になります。例えば、アストラゼネカの場合には、オンコロジー領域とプライマリーケア領域といった形となります。
今後は益々ジェネリック医薬品との市場獲得の攻防もあるでしょう。考え方次第では、プライマリーケア領域は大きな市場ですから攻め甲斐のある市場とも言えます。人によっては数字(売上げ)も立てやすいのではないでしょうか。
MR求人、全体を見てみてもプライマリーケア領域でのMR求人の方が多いと言えます。転職をしようと思った時、意中の製薬メーカーが特に無い場合も多いでしょう。
といったような場合には、応募の選択肢を広げるといった事からも、求人数が多いプライマリーケア領域もぜひ情報収集をしてみて頂きたいと思います。
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