製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
薬剤師からMRへ転職するケースもあり、それを製薬会社も歓迎していますし、医師も薬剤師資格を持つMRを信頼しやすい傾向にあります。
このカテゴリでは薬剤師からMRへ転職を検討されている方向けに情報を掲載していますが、この記事では製薬会社からMR求人も含めてどういった求人があり、薬剤師が歓迎されるかをまとめてみようと思います。
●MR
製薬会社が募集する職種で最も多いのが、MRです。
実績次第ではありますが、30代で年収1,000万円を狙うことも出来、高年収な職業です。
将来独立するためにあえて若い間はMRとして働く薬剤師もいると言います。
MR転職に関しては様々な記事を当サイトでは掲載していますから、ぜひ色々とご覧になってみて頂きたいと思います。
MRとして採用された後の仕事内容に関しても記事を掲載しています。
⇒ MRの仕事内容
こちらも合わせてご覧頂ければと思います。
●治験コーディネーター(CRC)
薬剤師の資格、経験を活かして転職する事が出来る職種として、求人募集が比較的多いのが、治験コーディネーター(CRC)の仕事です。
新薬開発を行う際に、必ず臨床試験(治験)を実施しますが、この治験をスムーズに実施するために重要な役割を果たすのがCRCとなります。
部分的に仕事内容を挙げますと・・・
となります。
出張も多く、様々な医療関係者と仕事をする事になりますから、閉じた調剤薬局などでこのまま薬剤師として終わるのか、、という気持ちから転職を考えた方には、興味のある仕事になるのではないかと思います。
●臨床開発モニター(CRA)
上記CRCとともに薬剤師の資格、経験を活かして働く事ができる仕事が、臨床開発モニター(CRA)です。
CRAの仕事は、新薬開発のための重要な治験を行うための医療機関を評価したり、医師を選択したり、スケジュールを整えたりといった事を行います。
CRCとともにCRAもいなければ治験はスムーズに進まないという重要な職種となります。
CRCは被験者との関わりもありますが、CRAは医師、看護師とのコミュニケーションが多い仕事です。そのため、同じ国家資格保持者である薬剤師も活躍しやすいと言われています。
●DI業務
製薬会社で学術・DI業務担当として採用される場合もあります。
「DI」とは「Drug Information」の略語で、「医薬品情報管理業務」のことを指します。医薬品に関する情報を収集、管理しMRや社員からの問い合わせに対応する仕事が主となります。
最近ではこの機能に関してはアウトソーシングする製薬会社も多く、以前よりも求人数は減ってきていると言えます。
とはいえ、まだDI業務を行う求人の掲載もありますから、興味のある方は薬剤師人材紹介会社へ問い合わせしてみることをオススメします。
上記の他には、薬事申請なども時折求人が見られることもあります。
より詳しく各種仕事内容、求人状況、薬剤師から実際どのくらいの転職事例があるかなどは、以下の薬剤師転職エージェントなどへ問い合わせされることをおすすめ致します。