製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
MR転職においても、どの職業の転職においても履歴書、職務経歴書といった応募書類は非常に大切ですよね。
不思議なもので、履歴書からは人柄が見えてきます。採用に関わった人は、皆こうした事を言いますね。
「たかだ履歴書、されど履歴書」
履歴書の書き方によって、採用に大きな影響があります。これはもう事実です。ですから、転職エージェントなどを利用しても履歴書や職務経歴書の書き方についてのアドバイスがあるんですね。
ある程度キャリアを積まれたMRの方は以下に挙げるような応募書類は作成しないとは思いますが、中途採用を行っていると時にビックリするような履歴書が届くことがあります。
ここでは、採用に関わる人事担当者が履歴書で不採用になりやすいもの、実際に不採用にした履歴書で共通するものを挙げて参考にして頂きたいと思います。
いずれも、丁寧に時間をかけて取り組めば解消されるものです。だからこそ、採用担当者は適当に応募してきているのでは?と思ってしまうとも言えますね。
「字が下手」と「字が汚い」は一見同じように見えますが、意味が違ってきます。
字の上手い下手はあります。これはもうそれまでの人生の積み重ねですから、仕方がありません。それに今はパソコンで資料を作る時代ですから、字を書く機会もどんどん減ってきています。
30代、40代でも字の下手さを気にされている方も多いと思います。でも、丁寧に真剣に書くと伝わります。だから大丈夫です。丁寧に書きましょう。
「どうしても字を書くのが苦手。読みにくい書類になってしまうくらいならパソコンで作ろう」というのはOKです。履歴書の応募から仕事振りは見られています。お客さんに読みにくい書類を提出する事はありませんよね。まして超のつくほど忙しいドクターに対して・・・
丁寧に書くか、どうしても字が上手く書けない、という場合にはプリントアウトで見やすくすると良いでしょう。履歴書は必ず手書き、という事は今はあまり言われません。
履歴書を開いて、ほとんど空白・・・
これでは、やる気が全く伝わりません。転職活動で自分を商品と考えた場合に、空白が多いと言うことは「アピールポイントがありません」と提出しているのと同じです。
MRとして仕事をしてきていていれば、役割もあったでしょうし、成果を出したこともあるでしょう。そうした事を工夫して書くことが重要です。
資格、趣味の欄はいつも書くことが無くて困ってしまう・・・と言う場合には、資格、趣味の欄が無い履歴書を使用すればOKです。自分の書きやすい、項目を埋めやすいものを選んで買うようにしましょう。履歴書のフォーマットは、色々販売されています。大型の書店に行くと、履歴書だけで数種類、十数種類とあります。
また、自分好みの履歴書を作ってしまうというのもいいかもしれませんね。実は履歴書は自作してもOKなんです。
パッと履歴書を開いて、空白が多いと印象は良くないです。アピールに繋がる文章を、工夫して各欄に書くことが必要です。
履歴書には志望動機を書く欄があります。それほど大きな欄では無いですから、簡潔に志望動機を書く必要があります。しかし、ここが分かれ目となる事が多いです。
志望動機の欄に収まるように短い文章にまとめることになりますが、どうしてもまとめると他の応募者と大差ない事があるんですね。
履歴書を何枚も見ていると、ハッキリと分かります。時間をおいて自分の志望動機を読んでみて、使い回しが可能な文章になっていないどうかは絶対に確認してみた方が良いでしょう。
なぜ御社に入社したいのか、企業研究をしっかりする事も大切。応募する製薬会社の主力医薬品くらいは抑えておきたいものです。そうした情報を知った上で書く志望動機は、やはり印象が違ってきます。志望動機を見て最終的に面接するかどうか決める、という採用担当者も多いです。
応募書類はいずれも重要です。不採用になりそうな応募書類ばかり作っていたのでは、いつまでも採用にはありつけません。
ここでは応募書類で最低限、しっかり取り組むべきポイントをまとめてみました。取り上げていない欄なども、真剣に書く必要があります。工夫次第で、応募書類いずれからもアピールは可能です。
真剣に取り組めば取り組むほど、時間がかかりますが人生で大きな転機となる転職なわけですから、忙しい毎日かと思いますが面倒がらずに時間を取って、取り組んでみて頂きたいと思います。