製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
MRとして転職を目指す方向けの情報を掲載しています。
営業職の中でも医療に関する仕事、と言うことで社会的な意義を感じて転職を志している方も多いのではないでしょうか。
MRはMedical Representativeの略で、医療用医薬品を医療機関に紹介提供する仕事です。
通常は会社に所属し、その会社で生産されている医薬品の効能、特徴、使用上の注意、副作用などを医師や薬剤師に情報提供し、その上で販売やその後のフォローアップ、情報収集を行なう仕事があります。
また医薬品の販売後、その医薬品についての使用効果や要望、データ収集など情報収集を会社に還元し、製品の改善や新薬開発に役立てます。
そのため、忙しい毎日であっても医師に情報提供をするためにも勉強する事が必要となります。
場合によっては学会や研究会、医大などで行われる医学関連の発表会に足を運んで情報を得る事も大切です。
MRの訪問先は、開業医診療所、中堅病院、老人施設、大学病院などの医療機関になります。1人のMRが担当する医療機関はその会社によりますが、通常30~100施設になります。医師の診療時間外の訪問となるので、MRの勤務時間は不規則になりがちです。
待ち時間も長いことでも知られる職業でもあります。
医療知識のある医師への対応なのでMR自身も医薬品の知識だけでなくそれに関連する知識も必要となってきます。医療情報誌や論文などから専門知識を情報収集し、必要時は医師へも関連論文などを提供し、よりわかりやすく医薬品の紹介をします。
その他MRの仕事は、取引のない医療機関への営業活動も行ないます。そのため医師のネットワークなどの活用が重要となり医師との人脈構築は重要です。新規で営業をかけり病院、医師に対しては情報収集をしっかりと行ってからアタックすると良いでしょう。
飛び込みで会ってもらえる可能性は非常に低いです。
研修医からはじめて医長、部長へと繋がる方法もあります。
また新たな医療機関の営業活動前に、その医療機関が力を入れている分野などもリサーチするなどして商談に繋がるよう働きかける必要があります。一度医薬品が病院で使われると、継続して安定した取引がみこまれるため、新しい医療機関の開拓は大切となります。