製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
MRとして働く人数は増加傾向にありましたが、その中には薬剤師資格を持っている方も多数いらっしゃいます。数年MRとしてキャリアを積み、調剤薬局などへ転職される方も少なくないんですね。
MRの仕事を退職する理由は様々です。MRから薬剤師へ転職、意外と多い?でも掲載していますが、
「MRの仕事に疲れた、やり甲斐を見いだせなくなった」
という方も実は多いんですね。
また、薬剤師資格を持つ女性MRの方も転職も多いです。転勤の多い仕事でもありますし、例え勤務地域限定(転勤無し)で働いていたとしても、残業も多いですから結婚を機に薬剤師として転職を考える方は多いと言います。
調剤未経験であっても採用してくれる調剤薬局などは多いですから、転職先探しでそこまで深刻に困る事は少ないようですね。
色々な転職理由から、MRの仕事から調剤薬局薬剤師などへ転職を希望される方が多いですが、その際の転職活動を成功させるポイントとしては、
「自分の強み、弱みを客観的に考え、把握している事」
がとても大切になります。
MR以前に薬剤師として薬局や病院にお勤めしていた方も、ブランク期間にもよりますが、かなり調剤に関しては忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
調剤に関して弱い事は認めた上で、他の薬剤師と比べての強みをアピールしたいところです。それはやはり医師とのコミュニケーション能力でしょう。MRとして短い時間でいかにコミュニケーションを取るか、的確に情報を伝えていくかという能力は、薬剤師として働く上でも役立ちます。
また、患者さんとのコミュニケーションも重要です。調剤薬局の数をご存じでしょうか?平成27年1月現在では、調剤薬局の数は5万4千店ほどあり、コンビニエンスストアの5万店舗を超えています。これだけ増えている調剤薬局の今後はあまり楽観視は出来ません。
高齢化社会が確実に進んでいますから、今のところは利用者(患者さん)も増えると見て良いでしょう。しかし、人口減は始まってしまっています。病院に通う事が多い高齢者自体の人数が減ってくるということです。そうなるとこれほど多くの調剤薬局は必要なってきますし、倒産するところも増えてくるでしょう。
病院自体も減ってくると思います。そうなると、調剤薬局だけでは成り立ちませんよね。経営者の中には、既に経営改善に取り組んでいる所も多いでしょう。
調剤薬局を選ぶ際、病院の近くだからという方も多いですが「あの薬剤師さんがいるから」と言うことで選ぶ方もいるんですよね。選ばれる調剤薬局になるには、やはりそこで働く薬剤師の存在は大きいです。
リピーターになってもらう事。そうした事もMRから薬剤師への転職で、志望動機や自己PRに入れてみても良いと思います。
売上げを持っていたMRとしての視点も、調剤薬局経営に関しては寄与しそうですよね。実際、そうした話をすると経営者、オーナーとしては興味を持つと思います。そういった話って、通常の薬剤師さんからは出てこないですからね。
MRから薬剤師へ転職する際には、こうした強みを伝えていくようにもしてみてはいかがでしょうか。
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