製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
MRとして転職をする際、やはり少しは期待するのが、
「年収アップ」
でしょう。
月の手取りが1万円でも増えると良いな、と淡い期待を持って転職活動をされる方も多いと思いますし、堂々と「年収アップが第一優先」です、ということで転職先となる製薬会社をお探しになる方もいらっしゃるかと思います。
MR転職における優先希望の順位は人それぞれですからね。今の給与レベルが低すぎる方は、やはり年収アップを優先して希望される場合が多いということです。
コントラクトMRとしてCSO企業へ転職する際にも、給与交渉は基本的にあると思って良いでしょう。
面接の際には希望年収が聞かれることが多いですから、その際にご自身で年収に関して交渉する機会があるかもしれませんが、多くの場合には間に入っている転職エージェントがあなたに代わり、企業側と交渉する事になります。
転職エージェントが間に入って給与交渉をする場合には、自分では交渉しないモノですからつい高額な年収アップ希望を言ってしまったりすることもあるでしょう。
しかしちょっと待ってください。その際に気をつけたいのは、面接先の製薬会社から既に提示されている給料・年収額が、その企業でのあなたに対しての適性年収である事です。
自社で既に働いているMRが、その適性年収で働いています。それよりもさらに高い年収を希望すると言うことは、企業(製薬会社)があなたの年収をアップさせる理由、そうエビデンスが必要となります。
企業としては固定費(特に人件費)は抑えたいもの。であれば、年収をアップさせるに足る理由が必要です。
特に製薬会社からコントラクトMRとして転職を希望される方の多くは、転勤出来ないなど事情があって転職される方が多いでしょう。そうした事情、勤務地の希望を叶えたりしている上で、さらに年収をアップしたいというのは、よくよく考えるとかなり都合の良い考えかなと思われます。
自分が採用担当者であれば、どう思うでしょうか。
いや、自分には今までの実績がある、再現性もあると思うから絶対に業績に貢献できる、という自信があるのであれば、ぜひ年収アップの交渉をして希望額を獲得していただきたいと思います。
しかし、そうしたエビデンスが思いつかないまま給与アップの交渉をすると、リスクの方が大きいかもしれません。あまりしつこく給与交渉をすると、では今回は採用を見送らせていただきます・・・と言うことにもなりかねません。
入社後の活躍次第ですが、営業成績が企業側が思ったほどでは無かった場合には「年収のことばかり主張する人」という印象が残る可能性もあります。
少しでも年収アップすると嬉しいですが、そこは客観的に自分の実績、エビデンスを見極めて交渉する事が大切と言えます。
事情があってMR転職サイトを活用してコントラクトMR求人を探す場合、転職先を見つける事がまず重要。そして入社してからの仕事振りが大切ですからね。大きな実績を挙げることが出来れば、賞与などで評価されるでしょう。
最初からあまり「お金にこだわる人」という印象は残したくないものです。