製薬会社と医療機関を繋ぐ役割を担うMR(医薬情報担当者)。
MRの求人・募集をお探しの方へ、転職に役立つ情報をご紹介します。
パテントクリフが盛んに数年前から言われており、実際、特許切れとなる主力医薬品に替わる新薬をなかなか上市する事が出来ない製薬会社も多いのが今の状況です。
新薬は出て欲しいですよね。
やはり新薬があるとMRとしても営業しやすいです。売るための商品がなければ、良い商談は出来ませんよね。
既存の医薬品はどんどんジェネリック医薬品(後発医薬品)に置き換えられているという状況もあります。
病院も経営は楽ではありませんから、効果がそれほど変わらず、経費削減の効果もすぐに得やすいジェネリック医薬品はシェアを伸ばしています。
新薬は出て欲しいですよね。とはいえ、新薬はそう簡単に出す事ができるモノではありません。これはもう医薬品業界に身を置くものであれば誰もが実感することかと思います。
新薬が何年も出ず、今後も上市される予定が見えてこないともなれば、そこで働くMRとしてモチベーションも上がらないかもしれません。
売る商品が既存の医薬品しかなく、なかなかドクターが話しも聞いてくれない・・・。
MRとして今後も仕事を続けていく気があり、キャリアアップを考えていきたいのであれば転職を検討してみても良いかと思います。
MR転職エージェントには、各製薬会社MRのパイプライン情報も集まっています。どの製薬会社が今後、新薬が出てきそうか、といった話を聞くことも出来るでしょう。
新薬経験があると無いとでは、その後のキャリアが変わってくると言っても良いですから、今の勤務先でそうした状況が期待できないのであれば、転職を考えてみる事もおすすめです。
しかし、現実的には新薬経験が無いということで採用されないといった事もあるようですね。
新薬経験が無いからといわれても、こればかりは今まで勤務していた製薬会社の開発状況にもよりますし、承認の問題もあります。
縁が無かったと思うことにして、次の転職先候補の製薬会社へ意識を切り替えると良いと思います。
新薬経験が無くとも、実績を上げた経験を説明することが出来るでしょう。今すぐではなくても、数年後に転職をすることを目標と定めれば、自分の評価を高めるためにどういった行動を取れば良いのかが見えてくると思います。
評価されない人材になってしまえば、中途採用される事は難しいでしょう。どんな人材、MRが中途採用されやすいのかをMR転職エージェントに聞いてみることもおすすめです。
長期的な目標を持って、どういった事を意識しながら日々仕事を進めていくと良いのか。そういった事もアドバイスしてもらう事が出来るでしょう。
目先の利益を追い求める転職エージェントであれば、そうした長期の話は嫌がられることもあるでしょう。(転職コンサルタントにも依るところが大きいですが)
その場合には、他の転職エージェントを利用されると良いと思います。
転職エージェントにも色々な方針があり、本人の希望に沿って長期で考えてくれるところもあります。
ムリに目先の転職を勧めてこないこと。
これがMR転職エージェント選びの一つの基準になるかなと思います。